テキシアジャパンの投資詐欺事件で自称KING(キング)と呼ばれていた
田中正人(銅子正人)が逮捕された事件の内容を調べていました。
この投資詐欺事件は、約1万3千人から460億円余り集めたそうです。
一口100万円という高額にも関わらず、一人1口だったとしても
460名から出資者を集めたというのは、本当に投資プロ集団です。
逮捕された一人、自称KING(キング)と呼ばれていた田中正人(銅子正人)が
逮捕された時はほとんどお金は残っていなかったと言います。
自称KING(キング)と呼ばれていた田中正人(銅子正人)はPLEASURE FLAGという歌手デビューをしていたということで、こういうことでも信用を高めていたのでしょう・・・
目次
なぜKINGは460億円集めることができたの?
自称KING(キング)と呼ばれていた田中正人(銅子正人)は、
海外の富裕層向け資産運用という名目で出資金を集めていました。
こんな風にして出資者を集めていたという事を
以前、神戸にテキシアジャパンの会社が合ったときに出資説明会に参加したことのある経験者から聞きました。
・一口100万円で毎月単利3%という現実味のある数字。
・「自分より貧しい人にお金を!人助けのために」と慈善活動として投資を募る
・大切な人のみを紹介する仕組み
・紹介したら現金で紹介手数料がもらえる
このような内容だったそうです。
なぜ、テキシアジャパンの出資説明会に参加したのかというと
その人は大阪で投資をしているプロということと、知り合いが実際にテキシアジャパンで収益を上げていて、その人からの紹介だったのです。
アメブロのowndではこんな風自社サイトを作成しています。
残念ながら、自社HPはすでにみることができない状態です。
投資会社プロ営業マンから聞いた!テキシアジャパンの出資投資が詐欺だとわかった3つのポイント
投資のプロは、テキシアジャパンの投資出資説明会に行ったとき、
話を聞いた瞬間に「この投資話は絶対に怪しい!」と思ったそうです。
だから、紹介してくれた人にも
今のうちに手を引くようにとアドバイスもしたそうです。
ですが、実際に多少の紹介手数料(金額はわかりません)をもらっていたので、
その人はテキシアジャパンから解約はしていなかっただろうということでした。
実際に、テキシアジャパンで投資説明会を聞いた時、
どのあたりで怪しいと思ったのかを聞いてみました。
- 「契約書」ではなく「借用書」だった
借用書だとお金は返ってこなくても仕方がないそうです。 - 金融商品取引業者の登録がなかった
ビジネスとしてするには、金融商品取引業者の登録リストに登録があることが前提です。
ですが、ここにそういう名前はなかったということです。 - 紹介手数料は、振り込みではなく現金で渡していた
どういう風にもらっていたのかわかりませんが、紹介された人には、紹介手数料を
現金で渡していたそうです。
投資詐欺事件で被害者にならないための3つのポイント
このような投資詐欺事件は誰も被害者になりたくてなったわけではないのです。
人生100年時代と言われていて、
自分で資産運用をしなければ!と思っている人も増えてきています。
きっと、絶妙な心理状態をくすぐる出資投資説明会だったのでしょう。
同じようにこんな資産投資詐欺に遭わないために
3つのポイントをお伝えします。
- 即時に決断をしない。一旦時間を置いて考える
- 投資仲間を作っておく。信頼おける投資仲間に、第3者に話を聞いてみる(実は私も投資の営業マンにこの事件があった時に話を聞きました。すぐに答えがやってきました)
- リスクがない投資は絶対にない。どんなリスクがあるかを聞いておく。ここでうまい話ばかりいう人には要注意
特に、自分の気持ちが弱っている時、
金銭的に困っている時には、魔が差すようなこのような投資話はやってきます。
そういうメンタルの時にはいい方に自分で解釈しがちです。
メンタルが普通の時、冷静に聞くと「怪しい」と思うようなことでもです。
お金はお金を産む。これは確かです。
私の周りの投資家もやっています。
ですが、その人たちもリスクあると知った上で
投資をしています。