シオノギ製薬は、小児の注意欠陥多動性障害(ADHD)のためのデジタル薬アプリを販売することが
2019年4月2日に発表されました。
目次
シオノギ製薬の治療アプリ「デジタル薬」どんな商品?
シオノギ製薬が開発した治療アプリの「デジタル薬」はどんな商品かを調査しました。
「デジタル薬」は、発達障害の一種である注意欠陥多動性障害(ADHD)向けに作られたアプリ。
このアプリでは障害物を回避するなどの操作を通じて脳を活性化することで症状を改善
ちなみに治療アプリとは、
生活習慣病や精神疾患などに対する治療効果を持つスマートフォン(スマホ)アプリのことを言います。
このADHD治療アプリの「デジタル薬」は
アプリはスマートフォンやタブレット上で操作するゲーム形式。
ゲームに没入することで、
ADHDにおいて機能障害に陥るとされる脳の前頭前野を刺激し、活性化させる仕組み。
発達障害の一つであるADHDの子供。
スマホやタブレットで遊びながら、脳を活性化するという仕組みなのですね。

そして、現在、
小児の自閉スペクトラム症(ASD)の不注意症状の治療法として開発中のデジタル治 療用アプリも開発中とのことです。
ADHDアプリは治療効果はあるの?
気になるのは、シオノギ製薬の発達障害用アプリである「デジタル薬」が
治療効果があるかどうかというところ。
今回発売される
塩野義製薬の「デジタル薬」治療アプリは、
米国のベンチャー企業が開発したアプリです。
ADHDアプリで何人中348人の子供に効果があったのかというパーセンテージは
わかりませんが、シオノギ製薬のADHDアプリは注意機能の改善があったという報告がありました。
塩野義製薬、デジタル薬と称される発達障害用アプリ開発⁉︎
ADHDアプリは8-12歳の子供👦348名に対する治験で注意機能の改善があったようです。
ADHDの問題は注意だけではありませんが、薬を使いたくない親にとって期待が持てますね
3/7日経新聞より pic.twitter.com/OOnZpu6WcH
— 川口佑@医師|発達障害専門|ブレインクリニック東京 (@kg_mindfullness) March 29, 2019
デジタル薬アプリはいつ発売?価格や保険適用かどうかを調査
こんな楽しいシオノギ製薬のデジタル薬アプリの価格や保険適用かどうかも気になるところ。
まずは、デジタル薬アプリの導入時期ですが、2019年中というのは確かなようです。
また、「治療アプリ」はすでにアメリカでは保険適用になっているアプリもあるようですが、日本では2019年中に薬事承認され、そして保険適用が認められる流れになっています。
すぐにとは行かないまでも、デジタル薬アプリも保険適用になる可能性があるこのデジタル薬アプリ。
このデジタル薬アプリはいつから使えるか?
そして気になる値段は今の所全く発表されていませんでした。
もし、このデジタル薬アプリが気になるのであれば、
いくらスマホを使ってのゲームとはいえ、シオノギ製薬の治療アプリなので、
病院で相談し、病院の先生の判断で使えるかどうかになるでしょう。
そのためには、
今のうちから、小児の注意欠陥多動性障害(ADHD)や小児の自閉スペクトラム症(ASD)の不注意症状の疑いや症状があるのであれば
その治療に対応する病院の先生と相談しておく必要がありますね。
シオノギ製薬のADHDデジタル薬アプリいつ?価格や内容を調査のまとめ
シオノギ製薬のADHDデジタル薬アプリは2019年中に使えるようになる
ゲーム感覚で改善していく「治療アプリ」です。
まだ、今の時点で2019年のいつごろか?また価格はどのくらいなのか、その治療に関して保険適用になるかどうかなどは
全く明らかにされていません。
でも、このニュースはすごく明るい素敵なニュースですね。